ゴールデンレトリバーの餌に関しての基礎知識をまとめてみました。
飼い主がゴールデンレトリバーの性格や特徴を理解して、
”愛犬に最も合った餌を与えることができる”ように、基本的なエサの知識をまとめてあります。
・エサの量
・餌を与える回数(頻度)
・餌の平均コスト
・どんなエサが向いているのか
これらを、各ライフステージ(年齢別)にまとめて紹介していきますので、是非参考にして下さい!
【年齢別】ゴールデンレトリバーの餌の量・回数・平均コストはどのくらい?
ゴールデンレトリバーのエサに関する情報をまとめてあります。
ゴールデンに限らずですが、成長するにつれて
・エサを与える量
・エサの種類
・エサを与える回数
これらは時間の経過とともに変化していきます。
飼い主がしっかりと知識を持って、
愛犬のゴールデンに適切なエサを与えられるような基本的な知識や、
ゴールデンレトリバーにおすすめのエサ・ドッグフードを紹介していきます。
ゴールデンレトリバーの性格・特徴
ゴールデンレトリバーの性格・特徴 |
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性格 | おだやかで非常に明るい性格です。 人懐っこく温厚なので、子供や他の犬種にも好かれやすい犬です。 人間が本当に好きなので、逆に構ってもらえないとさみしがる一面もあります。また、頭も良く周囲にも気を使えて好奇心も旺盛です。 盲導犬や警察犬・介護犬としても活躍しています。運動が大好きな犬なので、散歩や運動の時間をしっかりと確保すべき犬です。 |
特徴 | イギリス産の大型犬で、主に猟犬として活躍していました。 レトリバーという名称は英訳で『回収犬』という意味からも、 猟犬として活躍していた犬とわかりますね。そのため飼い主には非常に忠実です。筋肉もたくましく骨も丈夫な特徴があるのですが、 太りやすく、股関節が弱くなりやすい犬種なので、注意が必要です。 |
この性格・特徴を見ても、大型犬のペットとしても人気上位に居続けていることがわかりますね。
大型犬は温厚な犬が多いですし、ゴールデンは非常に人懐っこいという性格があるので、ペットとして人気なのもわかりますね。
ゴールデンレトリバーのエサの量・与える回数はどのくらい?
ゴールデンレトリバーに与える餌の量・エサを上げる頻度を紹介していきます。
ゴールデンに限らず、餌を与える際は適切な量と頻度の知識が必要です。
飼い主の管理によって、愛犬の健康状態が維持されますので、ここはしっかりおさえておきたいです!
犬の体重(㎏)÷40=必要なエサの量(kg/1日)
これが、一日に与えるエサの適切な量になります。
ゴールデンの場合はどうなるか、ライフステージ(年齢別)での目安表を作成しました。
ゴールデンレトリバーに与えるえさの適切な量 | |||
ライフステージ | 幼犬(0~1歳) | 成犬(1歳~7歳) | 老犬(7歳~) |
体重 | 3kg~35kg | 25kg~35kg | 25kg~35kg |
えさの量 | 75g~875g | 625g~875g | 625g~875g |
成犬になってからは体重がほぼ変わらないので、量の把握はしやすいですが、
幼犬の0歳~1か月、3か月、半年~1年までの期間は体重がかなり変動していくので、
気を使ってえさの量を変えてあげるべきです。
エサをあげる回数は、ライフステージとともに変えてあげないといけません。
ゴールデンレトリバーに与えるえさの頻度・回数 | |||
ライフステージ | 幼犬(0~1歳) | 成犬(1歳~7歳) | 老犬(7歳~) |
えさを与える回数 | 1日3~4回(数時間おき) | 1日2回程度(朝・夕) | 一日3~4回(数時間おき) |
幼犬は、0歳~半年くらいは消化器官が完全に発達していないため、一気にあげずに3~4回に分けてあげます。
半年以降~は消化器官も発達してくるので、成犬と同様に一日2回程度でもOKです。
老犬になってくると、消化器官がすこしずつ弱くなってくるので、
幼犬同様に3~4回と数回に分けてエサを与えることで、負担をなるべくかけずにエサを与えることができます。
【年齢別】ゴールデンのエサの平均コストってどのくらい?
ゴールデンレトリバーの月にかかるエサ代を調べてみました。
大型犬ということもあり、小型犬や中型犬よりもエサを食べる量は多いので気になるのはコストですね。
実際に様々なサイトで見てみましたが、本当にピンキリです。
・量販店で安いエサを購入する場合は、月1~2万円程度、
・しっかりと犬の健康を考えて無添加・穀物不使用のあげるなら2~3万円程度のコストがかかります。
エサに関してはやはり愛犬の健康面にも直接影響することなので、コストをかける方が多いです。
愛犬の健康管理ができるのは唯一、飼い主なので、
ドッグフード選びはコストで考えるより健康面を考えてあげる事が重要だと思います。
ゴールデンレトリバーに合う餌ってどんなもの?
ゴールデンレトリバーに合うエサの考え方です。
『ゴールデンレトリバー専用ドッグフード』と書かれたものを目にしますが、
しっかりと原材料を把握することが最も重要です。
ゴールデンレトリバーのウィークポイントとして、
・股関節形成不全
・皮膚病、アレルギー
になりやすい犬種です。
体型や遺伝的に上記の病気になりやすい犬種なので、それらを考慮してエサを選んであげないといけません。
また、筋肉や骨もしっかりしている犬種なので、しっかりタンパク質が取れる
ゴールデンレトリバーのエサ選びのポイントとしては、
・筋肉に代わるタンパク質が取れる
・股関節を丈夫にするカルシウムが取れる
・アレルギー成分がなるべく含まれていないもの
この3点は非常に重要になります。
これらの条件を踏まえてのドッグフード選びが必要になります。
まとめ
今回は、”ゴールデンレトリバーのためのえさの知識・選び方”を年齢別で紹介させて頂きました。
犬種によってエサの与え方やドッグフードの選び方も変わってくるので、
愛犬のために適切な知識を身に着けて、しっかりとした食生活を管理していくことは、飼い主の重要な役割です。
愛犬に合った餌の知識・ドッグフード選びの参考にして頂ければと思います。